<前回のあらすじ>

 遂にラスボス(蓮子)を打ち倒す三妖精だったが、蓮子は第二形態であった!
 第八形態(ポケモンリーグ)の蓮子を倒さねばクリアは出来ない事を知る。
 一方、ゆかr……じゃない(らしい)メリーは四天王のワタルに用があるとかのたまいだし、三妖精を伴ってセキエイ高原を目指す事にする。
 だが警備員さんに阻まれ、仕方なくグレーバッジをタケシから強奪しに向かう事にする。
 なんか訳判らん人が適当に行動してるようにしか見えなかった。
 なんだ、いつも通りか。


<ふう……ようやくニビシティね。

<私の「あわ」のおかげでトキワシティも乗り越えられたわね。

<いやいや。「あわ」って威力20だからロクなダメージにならないわよ……。

<( ´・ω・)……。

 ちなみに「ひのこ」と「でんきショック」はそれぞれ威力40。一致で威力が1.5倍になると威力60。
 序盤なら使えますが、「あわ」だと1.5倍でも威力40止まり。
 この差は大きいです。「はたく」よりましな程度。

<さ、さて。ポケセンへ行きましょうか。

 

  <こりゃないわ。

<あら、GTAでピカチュウでムックルを釣る事もあってもいいじゃない。

  <(いや、そういう問題じゃないでしょ)

<ああ、紫さん。質問があるんですが……。

<私はメリー。声優の田村ゆかりさんではありません。

<そう来たか!

<……メリーさん。そういやチルノは使用可能なんですよね。

<ええ、妖精オンリーですから。

<ではチルノはどこに生息してるのでしょうか。

←ここです。

<イワヤマトンネルッ!?

<そこまでは貴方たちで頑張るのです。

<はあ……。

 ニビ到着パーティ。

<しかし三匹も鍛えるとレベルが低いですね。普通ならこのあたりで御三家が第二形態に進化する頃なのに。

<だから面白いのです。

<ていうか私が一番レベル低いじゃないですか。

<プッ、レベルH(笑)

<あわ(笑)にだけは言われたくないわよ!

<まあまあ、ここはジムリーダーの人間からグレーバッジを盗みましょう。

<そうはいかないな! まずはこの俺を倒してもらおう!

<ッ!? やばっ、見つかった!



 「がんせきふうじ」



<むきゅー!



<レベルも技も足りてないね。出直しといで。

<私の「あわ」が効かないなんて! 岩タイプの萃香さんなら抜群のはずなのに!

<原作とは相性が変わってるんだよ。岩タイプに対する水タイプは等倍だよ。

 東方人形劇まとめwiki 相性表

<萃香ちゃんは四天王の一角だからな。

<四天王って、ゆか……メリーさんが追ってるワタルって人も四天王だったっけ?

<こんな所で四天王と出会えるなんて!

<四天王を倒すために特訓よ!

<いや、四天王だけどさー。あー、行っちゃった。

<だいたいあってるからいいんじゃないかしら。

<まーね。で、あんたは確か”こっち”ではメリーだっけ? よくやるよ全く。

<よくやるのです。

 そして三妖精のレベル上げ中。



 イメージ動画
 【東方】三月精がトレーニング


 橙、みすちーに加えて三妖精やメディもたまに登場する道路で修業中。
 敵のレベルが最高6なので地道に鍛える。
 補助技を覚えるレベル13まで上げる事にする。



<やったわ! 私が一番乗り!

<「でんじは」とは中々の補助技ね。クイックセーブを使えばTAPさんに永続マヒを頼む事も出来るけど、それは控えておきましょう。



<よしっ、「おにび」ゲット!

<命中率はちょっと不安だけども敵を「やけど」にする頼りになる技ね。攻撃半減に加えてダメージも役立つわ。

<「でんじは」と「おにび」は普通に原作でも採用される補助技ですしね。

<ええ、今後もマヒとやけどにはお世話になるでしょうね。

 

<へー、なんかルナは変なきのみとか集めて来てる印象しかなかったけど、わざマシンとかも拾ってくるんだ。

<「よめしゅぎょう」って要するに「タマゴうみ」とかそんな所ね。使いどころによっては使えそうだわ。

<やっぱり「ものひろい」は役に立つわね。

<(サニーとルナばっかり……ここで私もレベル13に上がれば「アンコール」とか覚えたりして……っ)



 <みwやwぶwるwwwwwwwwwwwwwww

<( ´・ω・)……。

<い、いや……笑っちゃダメよ!

<そ、そうそう!ギラティナにみねうちを当てる時とか役に立ったわよ! 後、ミカルゲの弱点だって突けるようになるし!

<……いいもん、レーダーっぽい技だもん……。

<(レーダーっぽいか?)

<ふっ、頑張ってるようだな。

<まだまだ私たちのレベルより低いけど、それでも少しはマシになったじゃん。

<あ、タケシさんに萃香さん。

<安心しろ。俺はロリコンじゃない。年上のお姉さん萌えなんだ。最近では毎週グレッグルに「どくづき」をされるのがパターン化していてな。

<(聞いてねーよ)

<では……や ら な い か。



<私をスカルミリョーネ的な何かと思ってもらっちゃ困るんだよね!

<こっちだって日の光の妖精から炎の妖精へ!

<無駄無駄無駄ぁ。岩タイプの攻撃が炎タイプに効果抜群なのは変わらないよ!

<だったら、これでもっと熱くなれよォ!



 火傷「おにび」

<おにびだって!? こいつはちょっとまずいかもね……。



<( ´・ω・)……。

<はwずwれwたwwwwww

<もう一回仕切り直してもいいですか?

<……好きにすりゃいいじゃん。





 火傷「おにび」

<よし、今度は当たった! 後はスターを囮にして削り勝ちね。

<にげられない!(私が)

<なるほどな。だがアニメ版のレギュラーを侮ってもらっちゃ困るな!



 道具「なんでもなおし」

<( ´・ω・)……。

<やけどが回復してしまったわ! まずい、このままじゃ私が萃香さんに殺られる! サニーを信じた私が馬鹿だった!

<……コインもういっこいれてもいいですか?

<OK!





 火傷「おにび」

<やった、当たった!

<しかし、きみのおにびはなんでもなおしでふせぐぞ? どうする?

<だったら、なんでもなおしが切れるまでおにびを撃ち続けてやるッ! 妖精だって頑張ってるんだからッ!

<くっ……俺はなんでもなおしを一つしか持っていない……。やけどを治す手段は俺にはもうない!

<あちゃー。こりゃ負けるかも。

<さすがサニーね! 三妖精の頭脳だわ!

<調子いいなぁ。



<やられたー。

<でも、これで萃香さんを倒したって事は四天王の一人を倒したのよね!

<そう、そして俺の手持ちにはもう一人四天王が居る!

<なんだって!?

<やー、四天王2人目だよ。妖精の癖に萃香を倒すとはなかなかやるじゃないか。

<くっ、ここはまた「おにび」で……。





<ふう、これでやけどね。

<油断しちゃダメよサニー! タケシはなんでもなおしを使いきった訳じゃないかもしれないわ!

<そうか! じゃあ次のターンも「おにび」を使って……と。

<残念だけどタケシはもうなんでもなおしは持ってないよ。

嘘だッ!

赤字は真実のみを語るッ!

 「がんせきふうじ」



アッー!

<ふっ、しかし火傷狙いとは戦略性だけは認めてやってもいいかもね。あんたたちの勝ちだよ……。



<ふう……なんとか萃香さんと勇儀さんをやっつけたわ。

<これで四天王の二人を倒したのね、サニーの犠牲のおかげで。

<いや死んでないから。ていうか東方の妖精は一回休みになるだけだから。

<いい勝負だった。やけどの恐ろしさを再確認させられたな。ヒトカゲキラーである俺のポケモンにおにびを放って勝つとは。これも悪くない経験だった。



<それと萃香ちゃんと勇儀さんは「鬼の四天王」であって、「ポケモンリーグ四天王」を倒した訳ではないぞ? 勘違いしちゃだめだぞ?

  嘘だッ!

  嘘じゃねぇ!


 一方、忘れられてたメリーはというと……。



<ユカカカカ! そうよ、これが欲しかったのよ!

<(ロックマンX……突っ込む所かしら。メガマリでやればいいのに。メガマリの続編出ないかしら)

<さてグレーバッジを手に入れたし、再びセキエイへ向かうわよ。

  <え?



<ユカカカカ! グレーバッジがあれば先へ進めるわ!

<(トキワの森を抜けてここまで戻ってくるのも面倒なんだけどなー)



<そ、そんなっ! ブルーバッジが必要だなんて!

<……ハナダへ向かいましょうよ。

<……そ、そうね。

 死闘の果てに四天王の内2人を撃破した光の三妖精!
 だが、倒した四天王はポケモンリーグ四天王ではなく鬼の四天王の萃香と勇儀だった!
 しかしグレーバッジを手に入れて、また一歩だけポケモンリーグ四天王へ近づいた!
 メリーと妖精の旅は続く!

 で、鬼四天王の残り2匹を神主が出す事はあるんでしょうかねー。


 <次回予告>



 コイキングって何?

  

 次回 新たな仲間が登場。


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