<第0回>
今月のコンプティークから始まったゲームやお酒中心の雑記録。
榊原ゆいの隣で1ページだけ載っているコラム。
と言いつつも実際の所、ただの一コラムでしかないので雑誌に違和感がありません。
「コンプティークでコラム書きませんか?」と編集に言われた神主。
神主は仕事増やしたくないなぁという気分から「お酒のコラムなら良いですよ(ンフフ」と言ったら、編集長がやる気になって即決したとの事。
角川のお酒大好き編集陣5名を含めた愉快な呑んべぇ軍団が本社近くの居酒屋。
どうも今回の仕事に付き合った角川社員の皆様も、みんなお酒を呑むだけのお仕事が大好きみたい。
コラムを見る限り、むしろ付き合ってるみなさんも割とノリノリに見えるのは気のせいでしょうか。
まあお酒は美味しく楽しくって奴ですね。
神主をだしにただ呑みたいだけと口にしてはいけないお約束。
方向性としては美味しいお酒やお店を紹介するコラムは山ほどあるので、もっと蘊蓄語れる人に任せる事に。
「今まで同人ゲームを作って来た人間だから書けるコラムにしたい。」という理由によって、お酒を呑むお仕事が大好きな編集陣と打ち合わせと称し、
いろんなタイプの居酒屋やお酒のイベントに行って、神主の主観で文章に書き下ろすのみのシンプルな仕事へ。
情報の有用性を求めてはいけない物になりそうだが、色々なお酒に出会える仕事になりそう。
「博麗神主のゲームが先かお酒が先か」タイトルは角川の妖精さんと呼ばれてるらしいS田編集長より。
ていうか元ネタってアンサイクロペディアっぽいですね。
いわゆる「卵が先か、鶏が先か」という命題の元となった文である。「卵が先か、鶏が先か」という文自体は中世ヨーロッパを起源とする説があるが、その文の元となった「アルコールが先か、ZUNが先か」という文の起源は明らかにされていない。「卵が先か、鶏が先か」という文の起源が中世ヨーロッパであるとするなら、「アルコールが先か、ZUNが先か」は遅くとも800年以上前から存在していたと推測される。
ZUNの体の組織はそのほとんどがアルコールとされているため、体を維持するためにはアルコールを醸造することが不可欠となる。しかし、800年以上も昔にアルコールそれ単体を醸造する技術は確立していなかったため、この文自体の起源が疑われている。一説には、ZUNがアルコールを作りだしたことをアルコール醸造と呼ぶ説があり、それを基にして文が作られたと推測している。
同義の言葉に「ZUNなきところに、アルコールなし」という文が存在する。
ZUN-アンサイクロペディア 『アルコールが先かZUNが先か』より
なんで無駄に分かってる人なんだ。
恐るべし、角川の妖精……S田編集長。
「ゲームもお酒も生きるのに必ずしも要しない嗜好品、分けては考えられないのです。」の一文が最近考えている事に繋がって面白い。
東方香霖堂にこのような記述があります。
お酒にしても煙草にしてもお茶にしても珈琲にしても、嗜好品と言う物は、人間や妖怪の心の尺度を測る良い指針となる。
それら嗜好品が嗜める者かどうかで、懐の広さや感性を見極める。
鬼や天狗、河童など、強い妖怪ほどお酒にも強い。
吸血鬼が毎日紅茶を飲むのも、血の色に似ているから、ではない。
全て、嗜好品を嗜めるような者だから強い妖怪に成った、ただそれだけなのだ。
東方香霖堂 ~ Curiosities of Lotus Asia. 第20話「神の美禄」より
東方もまた「嗜好品」という事。
別にお酒に限らず、お茶や珈琲も同じ。そしてゲームも同じ。
現実で疲れて帰ってきたらパソコンを立ち上げ、「ちょっくら妖怪を退治してくっか」という付き合い方くらいが丁度いいのかなーと思ったりします。
一昔前のPTAのおばちゃんみたいに「ゲームで遊ぶなんて下らない」とか思わず、あくまで現実をよりよく生きるためのカンフル剤と思っておく。
そういうゲームも決して単純なものではないと思ってます。
ただお酒に酔うのと同じく、東方に酔う事もある。
アルコールやタバコは中毒になりすぎると体を壊しますが、適度に嗜むのなら人生を生きる上でのリフレッシュになる。
東方も中毒に成り過ぎず、適切な距離を置いて「楽しむ」ことが大事なのでしょうね。
「東方の9割はお酒で出来ている」とか妖々夢のtxtでも言ってた神主。
この連載でその言葉の意味が分かるとか。
でも本当は10割らしい。
お酒の善し悪しは呑む場所の環境と状況と肴、それと本人の気持ち次第。
環境が悪ければ味気ない、体調が悪ければ美味しくない。
お酒を「嗜む」際にはそれを忘れてはいけないとのこと。
今回の酒処は「てしごとや 蛍の火(ほのか)」。
ワインが似合うお店とのこと。しかし……呑んべぇ神主と呑んべぇ角川社員が実際に何の酒を呑んだかどうかはコンプティーク買ってやってくださいと適度に宣伝しておく。
これが「東方三月精」の単行本に収録されたら角川を再評価します。あるいは三妖精のねんどろいどぷちが付いた限定版を出すか。
よく呑む(らしい)ひらりんこと比良坂真琴先生は参戦するのか?
まあ神主だけでなくて角川社員の呑んべぇの皆さんも楽しそうで何より。
やはりお酒は楽しく呑むのが一番ですね。それだけで楽しくなってくる。